<組織細胞生物学各論>内分泌ー甲状腺・副甲状腺ー
甲状腺の基礎 甲状腺は左葉・右葉・狭部に分かれており、甲状腺の後面には上皮小体がある。甲状腺は小葉構造をとり結合組織性の(被膜)に覆われており、その構造・機能的単位は濾胞である。濾胞は一層の濾胞上皮細胞に覆われており、そ…
甲状腺の基礎 甲状腺は左葉・右葉・狭部に分かれており、甲状腺の後面には上皮小体がある。甲状腺は小葉構造をとり結合組織性の(被膜)に覆われており、その構造・機能的単位は濾胞である。濾胞は一層の濾胞上皮細胞に覆われており、そ…
下垂体後葉ホルモンの種類 下垂体後葉ホルモンにはADHとオキシトシンがある。 ADH ADHは視床下部の視索上核にいる細胞体が下垂体の後葉に軸索を伸ばしそこで開口することで分泌されるホルモンである。ADHは水の再吸収に必…
視床下部ホルモンとは 視床下部ホルモンは下垂体前葉に作用して、そこの神経細胞をレギュレーションするホルモンのこと。具体的にはTRH・CRH・GnRH・GHRH / SRH・PRHがある。 GHRH GHRHは下垂体の前葉…
視床下部と下垂体の関係 視床下部は内部環境からの情報の統合を行うホメオスタシスの中枢であり、視床下部は神経内分泌、自律神経、大脳辺縁系の中枢である。 そして視床下部の下位にそれがコントロールする下垂体系が存在する。 下垂…
解答 頭頸部癌の疫学 頭頸部癌は罹患総数は毎年3.1万人で全癌罹患数の約5.3%を占める。 頭頸部癌の約80は扁平上皮癌であり、放射線への感受性が高い。 頭頸部癌の要因 頭頸部癌では喫煙習慣や飲酒習慣との関連性が他の癌に…
解答 甲状腺癌について 甲状腺癌には、乳頭癌・濾胞癌・未分化癌・髄様癌・悪性リンパ腫の5つの代表的な組織型がある。以下でそれぞれの組織型の特徴を述べる。 1.乳頭癌 甲状腺癌の中で最も頻度の高い組織系で、甲状腺癌の約75…
解答・解説 ARDSとは ARDSとは先行する基礎疾患・外傷をもち、急性に発症した低酸素血症で、胸部X線写真上では両側性の肺浸潤影を認め、かつその原因が心不全、腎不全・血管内水分過剰のみでは説明できない総称である。 AR…
解答 BLSとACLSの違い BLSとは心肺停止に対して質の高いCPRとAEDの使用により行う一次救命処置の事で、一般市民救助者も行うことができる。 ACLSとはBLSで心拍が再開しない場合や心拍再開後の集中治療・不整脈…
解答・参考 成人の救命の連鎖 成人での心停止はその多くが心臓が原因でおこるが、一度心拍が停止してしまった場合、除細動機によるショックを行わないと心拍は再開しない。その際、AED(自動体外式除細動器)が近くにあればそれを使…
解答 災害時の災害弱者について 災害時は傷病者を緊急度によって選別するトリアージの実施が必要で、START法とPAT法の2つの方法で行われる。PAT法ではSTART法で選別した患者の順位付けを行うが、その際に小児・女性・…