【過去問】<耳鼻咽喉科>伝染性単核球症について述べよ。
解答 伝染性単核球症とは 伝染性単核球症とはEBウイルスによって引き起こされる急性ウイルス性疾患である。通常EBウイルスへの感染は3歳頃までにおこるが、初感染が思春期以降に起こると異常免疫応答をきたし重症化する。 急性扁…
解答 伝染性単核球症とは 伝染性単核球症とはEBウイルスによって引き起こされる急性ウイルス性疾患である。通常EBウイルスへの感染は3歳頃までにおこるが、初感染が思春期以降に起こると異常免疫応答をきたし重症化する。 急性扁…
解答 気管切開の場所 緊急時・待機時においては第2気管軟骨~第4気管軟骨の間を切開するのが一般的である。 ただし超緊急時は甲状軟骨と輪状軟骨の間を切開する。超緊急時を除いて甲状軟骨と輪状軟骨間の切開を行わないのは、この方…
解答・解説 唾石症とは 唾石症とは唾液腺や唾液管に唾石が形成される疾患である。唾石は脱落した上皮にや唾液管内に迷入した異物にカルシウムが沈着することで形成される。好発部位は顎下腺である。 症状としては、典型例では食事中の…
解答 嚥下障害の治療には大きく2つの治療方針がある 嚥下障害の治療法としてはリハビリテーションによる治療と手術による治療がある。 リハビリテーションによる治療には直接食べ物を使って行う直接訓練と、食べ物を用いずに行う間接…
解答・解説 扁桃病巣感染症とは 扁桃病巣感染症とは、扁桃そのものは無症状またはときに軽い症状を呈する程度に過ぎないが、扁桃が原因で扁桃から離れた様々な臓器に反応性の器質的・機能的障害(二次疾患)を引き起こす疾患のこと。 …
解答 舌骨上筋群とは 舌骨上筋群とは舌骨に繋がる筋肉のうち舌骨の上方に存在する筋肉のことで、以下の4つの筋肉によって構成される。 顎二腹筋 顎舌骨筋 茎突舌骨筋 オトガイ舌骨筋 舌骨上筋群の機能 舌骨上筋群は解剖学的に口…
解答 副鼻腔炎の合併症 副鼻腔炎は、その解剖学的特徴から多彩な合併症を示す。 炎症が周囲組織に及ぶと可能性髄膜炎や硬膜下膿瘍、脳膿瘍などの頭蓋内合併症や眼窩蜂窩織炎どの眼合併症を生じ、視神経や海綿静脈洞に炎症が波及すると…
解答 副鼻腔は4つ存在しそれぞれ鼻腔に開口している 前頭洞:鼻前頭管を通じて中鼻道に開口している。 上顎洞:中鼻道に開口している。 篩骨洞:前篩骨洞は中鼻道に開口し、後篩骨洞は上鼻道に開口している。 蝶形骨洞:上鼻道後上…
解答 突発性難聴の主な特徴 突然発症する原因不明の感音難聴で、耳閉や耳鳴りを伴う。 内耳障害が広範囲で、蝸牛のみならず前庭・半規管に及んだ場合はめまいも起こり、高度難聴の場合が多い。 突然発症した一側性難聴で純音聴力検査…
腹部外傷 1.多発外傷患者が運ばれて来た!診断・治療の優先順位は? 多発外傷の患者が運ばれて来たら、Primary Surveyに基づいて診断し、最低限の処置を行うことが大切! つまり、覚えとかないといけないことは外傷の…